台湾で快適なネット環境を整えたいなら、現地SIMを使うのがおすすめですが、中国語や英語に自信がなく、きちんと購入できるかどうかわからないという人にはハードルがやや高めです。そこでおすすめしたいのが国内で台湾SIMを事前に購入しておくという方法です。
そんなことできるの?と思うかもしれませんが、台湾SIMはamazonや楽天市場でも販売しており、基本的には問題なく利用できます。そこでここでは、国内で事前に購入できる台湾のSIMカードについて、その選び方や利用するうえでの注意点をご紹介していきます。
日本国内で台湾SIMを購入する方法
日本国内で台湾のSIMカードを手に入れる方法はとても簡単で、楽天市場もしくはamazonで「台湾 SIM」と検索するだけでOKです。あとは自分の日程やデータ通信量に合わせて、最適だと思われるものを選ぶだけです。一応その流れを説明しておきます。
- 楽天市場もしくはamazonで台湾SIMを探す
- 最適なSIMカードを購入
- 自宅にSIMカードが届く(eSIMはQRコードが届きます)
- 説明書の記載内容を確認
- 台湾に到着したらSIMカードを設定
SIMカードの選び方で気をつけなくてはいけないのが、「無制限」となっていても、基本的には1日の上限が設定されており、その上限を超えると低速モードになるという点です。低速モードになるとパソコンなどにテザリングするのはきつくなるので、パソコンで使う人は1日の上限が大きいSIMカードを選びましょう。
設定方法などは説明書に書かれていますが、慣れていない人だと戸惑うかもしれませんので、国内にいるうちに説明書をチェックしておき、設定方法がわからない場合には詳しそうな人に手順を教わっておきましょう。
ちなみにほとんどのSIMカードがすべてのサイズに合うようになっています
これを購入すれば間違いなし!おすすめの台湾SIM3選
基本的にamazonや楽天市場で販売しているSIMカードなら、どれを使っても失敗することはほとんどありません。ただあまりにも種類が多くて決めきれないと思いますので、どうしてもこれがいいというのでなければ、下記のいずれかのブランドのSIMを選べばOKです。
※クリックするとamazonに飛びます。
SIMカードの種類はeSIMと通常のSIMカードがありますが、複数の端末でSIMの使い回しをしないのであればSIMカードの抜き差しをしなくていいeSIMがおすすめです。ただし、端末がeSIMに対応している必要がありますので、必ず事前に確認しておきましょう。
ちなみにパソコンに繋ぐような場合には、1日の上限が設定されているタイプではなく、トータルの容量が決まっていて、大容量(10日15GBなど)になっているものを購入するのがおすすめです。もし容量を使い切った場合には、現地SIMを追加購入しましょう。
日本で購入した台湾のSIMカードの注意点
日本で購入できて、説明書も日本語が記載されていてとても便利な台湾SIMですが、利用するうえで気をつけなくていけないポイントがいくつかあります。
- 口コミ内容を確認しておく
- オールサイズ対応のSIMカードを購入する
- スマホのSIMロックを解除しておく
- できるだけWi-Fiスポットを活用する
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
口コミ内容を確認しておく
まず大事なのは口コミをチェックしておくことです。口コミの中に「使えなかった」「繋がらなかった」となっているものはできるだけ避けておきましょう。本人の設定ミスの可能性もありますが、そうだとしても「設定が難しいSIM」とも考えられます。
実際に何度も国内で購入したSIMを使っていますが、初期設定でつまずくことが何度もありました。iPhoneのようなメジャーなスマホであればSIMを入れただけで使えますが、Androidの場合には細かい設定が必要になることもあるので、しっかりと口コミをチェックしておきましょう。
オールサイズ対応のSIMカードを購入する
最近のSIMカードはどのサイズにでもカットできるようになっていますが、商品によってはnanoSIM専用やMicroSIM専用というものも売られている可能性があります。そのようなSIMを間違って買わないように、オールサイズ対応のSIMカードを購入するのがおすすめです。
スマホのSIMロックを解除しておく
当然のことですが、使用する端末にSIMロックが掛かっていた場合には、台湾SIMを利用することができません。もちろん現地で購入したSIMもNGとなりますので、まだSIMロックをしていないという場合には、必ず出国数日前までにSIMロック解除の手続きを済ませておきましょう。
できるだけWi-Fiスポットを活用する
容量無制限のSIMでも低速モードになると、ほとんど使い物にならなくなるケースがあります。いざというときに通信できなくて困ることのないように、台湾ではできるだけWi-Fiスポットを活用して、SIMカードの容量を超えないように気をつけましょう。
台湾には無料のWi-Fiスポットがいくつもあります。安全性を考えると躊躇するかもしれませんが、少なくとも動画を視聴するようなときにSIMカードでの通信は避けておき、SIMカードはSNSやマップなどのどうしても必要となるアプリを使うときのみの利用にしておきましょう。
SIMカードの使い方に注意して台湾旅を楽しもう
国内で台湾SIMを購入しておくと、空港に着陸してすぐに通信できるなど、旅のストレスを最小限に抑えられます。ただし、国内で販売されている台湾のSIMカードにはクセのあるものがいくつかあり、設定が上手くできないというものもいくつかあります。
スマホの設定を自分でできる人ならなんとかなりますが、苦手という人はSIMカードを開通させることができないまま、旅を終えてしまう可能性もあります。このため、SIMカードの設定ができなかったときには、現地SIMを借りたり、データローミングを使ったりできるように備えておきましょう。
設定さえできてしまえば、台湾旅行がかなり快適になります。台湾到着が深夜や早朝になるなどして、空港でSIMカードを買えない可能性がある場合などは事前に国内で台湾SIMを購入しておきましょう。
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