台湾は台北などの都市部などでは日本と同じような品揃えで、日用品くらいであれば大抵のものが手に入ります。ただ、必要なものを現地調達するのは時間がもったいないですし、購入できなかったときのダメージが大きすぎるので、必要になるとわかっているものは事前に用意したいところです。
そこでここでは、台湾旅行に必要なものをリストアップしてご紹介します。これから台湾に行くのに、持ち物として何を用意すればいいのかわからず迷っているという人は、ぜひ荷造りの参考にしてください。
旅行書類
- パスポート
- ビザ(90日を超えて滞在する場合)
- 航空券
- 宿泊予約確認書
- 海外旅行保険の保険証書
台湾に行くのに持っていくべき書類はこの4点です。ビザは90日以上の滞在で必要になりますので、通常必須なのはパスポートと航空券だけです。ホテルに宿泊する場合には宿泊予約確認書もしくは予約したことがわかるメールなどが必要になりますが、友人の家に泊まる場合にはなくても構いません。
また最近はクレジットカードに保険が付随していますので、追加で保険に加入していなければ、保険証書も必要ありません。
金銭関連
- 台湾ドル
- クレジットカード(デビットカード)
お金は基本的に台湾ドルを使うことになるので、チケットショップなどのレートがいい場所で両替するのがおすすめです。ただ、クレジットカードを海外で利用することに不安がない場合には、クレジットカードでキャッシングをすればいいので、台湾ドルなしでも問題ありません。
むしろ必須なのがクレジットカードで、ホテルによっては宿泊代金のデポジットを支払うのにクレジットカードを求められることがあります。クレジットカードを持っていない場合にはデビットカードでも代用できますが、デビットカードの種類によってはNGですので、その場合は日本円を台湾ドルに両替するしかありません。
クレジットカードを持っていない場合には、台湾旅行中に最低限必要となる現金を、台湾ドルもしくは日本円で持っておきましょう。
電子機器
- スマートフォン
- 充電器
- 変圧器
- モバイルバッテリー
- カメラ
いずれもなくても問題ないものばかりですが、さすがにスマートフォンを持っていないと何かと不便です。バスの路線を調べるのもスマホが必要ですし、翻訳などもスマホがあれば簡単にできます。写真を撮るのも、現地の人たちと交流するのにスマホは必須です。ちなみにスマホはiPhoneでもAndroidでもOKです。
またコンセントは日本のものをそのまま使えますので、変換プラグは必要ありません。ただし、電圧が110Vですので充電器などが110Vに対応していない場合には変圧器が必要になります。
気をつけたいのがモバイルバッテリーで、1個あたりの容量が43,234mAh未満でなくてはいけません。また、容量が27,027mAh~43,234mAhの製品については、最大2個までしか機内持ち込みができません。あまり大容量なモバイルバッテリーは持ち込まないようにしましょう。
衣類と靴
- 滞在日数分の衣類
- サンダル
- レインウェア
- サングラス
- 水着
- 折りたたみ傘
台湾旅行に持っていくべき荷物は、サンダルとレインウェア、折りたたみ傘になります。基本的には雨が降ると考えてください。そんなときにスニーカーを履いているとビショビショになってしまいます。雨の中を快適に移動するにはサンダルが必須です。雨に濡れるとカラダが冷えるので、レインウェアや傘も必須です。
反対に晴れた日にはサンダルがあったほうが、目を守ることができるので安心です。水着は海用ではなく温泉用です。もちろん海に入ってもいいのですが、行き先が台北なら海に行くことはほとんどないはずです。でも北投温泉などの温泉地に行くことはあるはずなので、スーツケースに余裕があるなら水着も入れておきましょう。
トラベルグッズ
- 旅行用バッグやスーツケース
- 圧縮袋
- 旅行用ポーチ
- ネックピロー
- アイマスク
- 耳栓
旅行用バッグやスーツケースを除けば、あれば便利だけどなくてもなんとかなるものばかりです。ただ、安いホテルに止まる場合には、音をシャットダウンするために耳栓があったほうがいいかもしれません。飛行機で眠りたいならアイマスクも有効です。
また、ホテルにチェックインして大きなバッグやスーツケースを部屋に置いたあとは、旅行用のポーチや小さめのバッグがあると便利です。スマホやモバイルバッテリー、財布くらいを持ち運べるアイテムを用意しておきましょう。
健康と衛生用品
- 個人の薬
- 基本的な救急セット
- サニタイザー
- マスク
- 日焼け止め
- 虫よけスプレー
- トラベルサイズのシャンプーやボディソープ
- 歯ブラシ
これらもなくても何とかなりますが、安宿やゲストハウスに泊まる場合には、シャンプーやボディソープ、歯ブラシなどがない可能性があります。念のためそれらを日本で調達しておくと安心です。ただ、それらも含め、個人の薬以外はすべてコンビニやスーパーで購入できます。
個人の薬は必ず持っていく必要がありますが、大量に持っていると怪しまれてしまいます。必要になる量だけを小分けにして持っていきましょう。
エンターテイメント
- 読書用の本
- 電子書籍
- 音楽プレーヤー
- タブレット
- ノートやスケッチブック
東京から桃園国際空港まで約4時間かかります。空港での待ち時間なども含めれば、もっと時間がかかります。その間の移動にエンタメが何もないと退屈ですよね。それに備えて読書用の本や電子書籍などを持っていけば、どれだけ飛行機が遅延しても困ることはありません。
ただ普段から本を読まないというのであれば音楽プレーヤーに音楽をダウンロードしたり、タブレットに動画をダウンロードしたりして、時間を潰せるエンタメを用意してください。絵を書くのが好きというのであれば、ノートやスケッチブックでもOKです。とにかく時間つぶしになるなにかを持っておきましょう。
現地での通信
- 現地SIMカード
- ポケットWi-Fi
台湾は日本語が通じるところが多く、観光スポット巡りをするならインターネットに繋がなくても旅行を楽しめます。でもSNSに台湾の風景などをアップしたり、職場とメールで連絡したりするなら、インターネット環境は必須です。データローミングできるようにしておくか、現地SIMカードを用意してください。
もしくは空港でポケットWi-Fiを借りておいてください。大事なのはインターネットに繋がる環境を整えておくということです。どのような形でも構いませんので、必ずスマホをインターネットに繋げられるようにしておきましょう。SIMカードについては別記事で詳しく解説していますので、下記リンク先をご参照ください。
その他に持っていくことをおすすめするもの
- 緊急用の食べ物
- 日本のお菓子
- 日本で流行っているキャラクターのアイテム
必須ではないもののこれらを持っていると何かと安心です。まず食事が合わなかったときのためにカップラーメンなどを持っておくと安心です。特に深夜到着便の場合、深夜にチェックインしたもののコンビニも近くになく、お腹が空いて寝れないなんてこともあるので、手軽に食べられる何かを持っていきましょう。
また日本のお菓子を持っていると、台湾で親切にしてもらったお礼に使えます。たとえば宿のフロント担当の人と仲良くなったとき、チェックアウト時に渡すというのもいいでしょう。高級なものでなくてもOKで、日本のコンビニで買えそうなものをいくつか持っておきましょう。
同じく日本で流行っているキャラクターのアイテムを持っておき、プレゼントすると喜ばれます。2023年に台湾で人気なのは「すみっコぐらし」で、日本よりも流行りのタイミングが遅れていることも頭に入れておきましょう。何が流行っているかわからず悩んだときはポケモンを選べば間違いありません。
まとめ
台湾旅行に行くのに必要となる持ち物についてまとめてみました。こんなにも用意できそうにないという場合は、無理に揃える必要はありません。必要なものは大抵、コンビニやスーパーで購入できるので、忘れ物をしてもすぐに手に入れることができます。
ただ台湾も物価が上がっており、割安感はほとんどありません。懐具合に余裕があるなら現地調達でもかまいませんが、そうでないなら日本で揃えておくのがおすすめです。
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