台湾には美味しいローカルグルメも多く、お土産に持って帰りたくなりますが、残念ながら日本に持ち込みできないものがあり、日本帰国時に没収されてしまう可能性があります。そのようなことのないように、日本に持ち込みできないものや、そもそも台湾から持ち出せないものをきちんと事前に把握しておきましょう。
ここでは初めての台湾旅行という人でも迷わないように、何を持って帰ってきていいのかわかりやすく解説していきますので、台湾からのお土産選びの参考にしてください。
目次
日本に持ち込むことが出来ないもの
- コピー商品
- ワシントン条約で定められたもの
- 肉製品(ハム・ソーセージ、点心など)
- 果物
- 植物の種
- 土のついた花
- 薬物
- 武器
- 風俗を害すべきDVD・雑誌
これらはどの国に行ったとしても、日本に持ち込みできないものになります。台湾であろうともアメリカであろうとも同じで、たとえば小籠包のような肉製品は、冷凍品や真空パック品であっても、日本に持ち込みができません。マンゴーやパイナップル、バナナなどの果物もNGです。
ただし果物でも、パイナップルケーキのように加工されているものであれば問題ありません。もちろんドライフルーツやお茶などもOKです。
日本に入国するときに申請・申告が必要なもの
- 3本(合計2,280ml)以上の酒類
- 400本を超えるタバコ
- 海外市価の合計額が20万円の範囲を超える品物
- 100万円を超える現金等
- 1品目24個を超える化粧品
- 2ヶ月分を超える医薬品
- 1ヶ月分を超える処方薬
- 2オンス(56ml)を超える香水
台湾でお酒やタバコ、化粧品などを買って変える人は、このあたりの規定量を頭に入れておきましょう。特に気をつけたいのが、台湾でパソコンやスマホ、タブレットなどを購入した場合です。合計が20万円を超えなければいいのですが、友人に頼まれて購入し、20万円を超えた場合などは申請が必要になるので注意してください。
台湾から持ち出してはいけないもの
日本に持ち込みができないものとは別に、そもそも台湾から持ち出せないものもあります。
- コピー品
- 一部骨董品
- 武器
- 麻薬
- 絶滅の危機にある生物
- 爆薬
これらに加えて下記を持ち出す場合には申請が必要になります。
- 10,000米ドル相当額以上の外貨
- 100,000台湾ドル以上・20,000人民元以上の現地通貨
- 免税限度額を超過した高性能機器(パソコン・業務用カメラ・撮影用機材)のうち後日台湾に持ち込む予定のあるもの
旅行者が気をつけなくてはいけないのが「骨董品」です。アンティーク品を何気なくお土産に持ち出そうとして、引っ掛かってしまうことがありますので、歴史的に価値がありそうなものはできるだけ持ち帰らないようにしましょう。
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