旅行を楽しむにはインターネット環境は必須で、最近はほとんどのスマホキャリアが台湾での通信にも対応しています。ただ、スマホキャリアは通信費が割高で、1〜2日程度の訪台なら問題なくても、4〜5日以上の滞在をする場合には賢明な選択肢ではなくなります。
長期滞在するなら、現地SIMを入れるのがおすすめですが、スマホの設定が苦手な人や仕事があるからパソコンもインターネットにつなげたいとなると、便利なのはモバイルWi-Fiです。最近のモバイルWi-Fiは使い勝手も価格も安く、お得にインターネット環境を手に入れることができます。そんなモバイルWi-Fiサービスの中から、おすすめのサービスを5つご紹介していきます。
台北旅行でおすすめのレンタルWiFi5選
- 台湾データ
- グローバルWiFi
- ペンタクトWiFi
- ZEUS WiFi
- SakuraMobile海外Wifi
台湾データ
台湾データは、グローバルモバイルが展開している台湾専用レンタルWi-Fiサービスです。現地受取サービスがあるので、最短利用日数を翌日までに設定することも可能です。ただし、現地受取ができるのは桃園国際空港 Terminal 1と桃園国際空港 Terminal 2のみで、松山空港を利用する場合には日本国内で借りる必要があります。
おすすめはデータ容量を気にしないでいい「無制限」プランです。現地受取なら1日900円しかかからず、しかも最大5台まで接続できます。
台湾データ でモバイルWi-Fiを予約する
無制限 【現地受取】 | 無制限 | 300MBプラン | 500MBプラン | 1GBプラン | |
---|---|---|---|---|---|
データ利用量 | 無制限 | 無制限 | 300MB | 500MB | 1GB |
料金(1日) | 900円 | 980円 | 280円 | 480円 | 580円 |
通信速度 | 4G LTE・3G | 4G LTE・3G | 4G LTE・3G | 4G LTE・3G | 4G LTE・3G |
最大接続数 | 5台 | 5台 | 5台 | 5台 | 5台 |
グローバルWiFi
グローバルWiFiの魅力は、なんといっても5Gに対応しているという点です。仕事などで高速インターネット回線が必要だという人は5Gの無制限プランがおすすめです。料金が割高にはなりますが、ストレスのない環境でインターネットに繋げることができます。
またサポートもしっかりしているので、自分で設定するのが苦手な人にもおすすめです。国内の主要空港で借りることもできるので、地方から乗り継ぎで台湾に向かうといったケースでも利用できます。
グローバルWiFi でモバイルWi-Fiを予約する
無制限プラン (5G) | 無制限プラン (4G) | 超大容量プラン | 大容量プラン | 通常プラン | |
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データ利用量 | 無制限 | 無制限 | 1.1GB | 600MB | 300MB |
料金(1日) | 2,670円 | 1,870円 | 1,370円 | 1,170円 | 970円 |
通信速度 | 5G | 4G | 4G | 4G | 4G |
ペンタクトWiFi
ペンタクトWiFiは、料金が「海外渡航期間のみ」なので、使っていない期間の費用が発生しないといったメリットがあります。使い切りパックプランも用意されており、長期滞在する場合にもおトクな料金で利用できるのもペンタクトWiFiの魅力です。
もっとも通常プランでも他社のプランに比べて料金が安いので、特別な理由がなければ「4G 無制限プラン」で借りるのがおすすめです。また、最大10台まで繋げることができるので、グループで台湾旅行をするというケースにも適しています。
ペンタクトWiFi でモバイルWi-Fiを予約する
4G 無制限プラン | 4G ギガプラン | 4G 大容量プラン | 4G 通常プラン | |
---|---|---|---|---|
データ利用量 | 無制限 | 1.1GB | 600MB | 300MB |
料金(1日) | 980円 | 780円 | 680円 | 630円 |
通信速度 | 4G | 4G | 4G | 4G |
最大接続数 | 10台 | 10台 | 10台 | 10台 |
ZEUS WiFi
圧倒的な安さで注目をされているのが「ZEUS WiFi」。500MBプランがなんと1日290円で、価格だけを優先するならファーストチョイスとすべきレンタルWi-Fiです。空港に店舗がない点がデメリットですが、自宅だけでなく空港のコンビニで受け取ることも可能です。
ただし、返却送料は利用者負担(1,100円の返却パックオプションあり)になりますので、地域によってはトータルの費用が高くなることもあります。このため、週末だけの利用よりは、1週間以上の台湾滞在になるケースなどでの利用がおすすめです。
>業界最安値級!1日290円〜ご利用可能!【ZEUS WiFi global】 でモバイルWi-Fiを予約する
無制限 | 500MB | 1GB | |
---|---|---|---|
データ利用量 | 無制限 | 500MB | 1GB |
料金(1日) | 740円 | 290円 | 610円 |
通信速度 | 4G/LTE | 4G/LTE | 4G/LTE |
最大接続数 | 10台 | 10台 | 10台 |
SakuraMobile海外Wifi
SakuraMobile海外Wifiは、桃園空港や台北松山空港のカウンターでも受け取ることができる格安レンタルWi-Fiです。プランは無制限のみですが、ここでご紹介するサービスの中では最安値。もちろん日本国内で受け取ることも可能です。
接続台数は5台までですが、料金が安いのでみんなでシェアするよりは必要な人がそれぞれ借りるという使い方がおすすめです。
【SakuraMobile海外Wifi】 でモバイルWi-Fiを予約する
無制限 | |
---|---|
データ利用量 | 無制限 |
料金(1日) | 680円 |
通信速度 | 4G/LTE |
最大接続数 | 5台 |
レンタルWiFiを利用するときの注意点
台湾旅行ででレンタルWiFiを利用する際に注意すべき点がいくつかあります。ここで重要なポイントをまとめてご紹介していきます。
予約スケジュールを確認しておく
レンタルWi-FiはサービスごとにWi-Fi端末の借り方が異なります。たとえば、台湾で使えるレンタルWi-Fiは受取方法が大きく分けて3つあります。
- 自宅で受け取る
- 国内の空港で受け取る
- 台湾の空港で受け取る
自宅で受け取る場合には、必ず出発日に受け取れるように手配しましょう。仕事で忙しくて自宅では受け取れない場合には、国内や台湾の空港で受け取れるサービスがおすすめです。ただし、空港で受け取る場合にはショップの営業時間内に限られるケースもあります。自分のフライト時間前に受け取れるかも確認しておきましょう。
トータル費用を確認しておく
利用料金が安くても、受取や返却の送料がかかる場合、トータル費用が他社よりも高くなることがあります。他にも台湾での利用時間ではなく、借りてから返すまでの時間で料金を算出するケースもあります。その場合は、1〜2日分多く料金を払うことになり割高になります。
たとえば4G無制限プランで2泊3日で台湾旅行をする場合、ここでご紹介したレンタルWi-Fiのトータル費用がいくらになるのか比較してみましょう。
レンタルWi-Fiサービス | 1日あたりの料金 | 送料 | トータル費用 |
---|---|---|---|
台湾データ | 900円 | 0円(台湾の空港で受取) | 2,700円 |
グローバルWiFi | 1,870円 | 0円(国内の空港で受取) | 5,610円 |
ペンタクトWiFi | 980円 | 0円 | 2,940円 |
ZEUS WiFi | 780円 | 1,100円(返却パック) | 3,440円 |
SakuraMobile海外Wifi | 680円 | 0円(台湾の空港で受取) | 2,040円 |
お得に思えるZEUS WiFiが、シミュレーションしてもると、思ったよりも割高になることがわかります。反対に割高感のあるグローバルWiFiですが、国内のさまざまな空港で受け取れるといったメリットもあり、使い勝手のよさがあります。
ちなみに国内で受け取る場合、ほとんどのレンタルWi-Fiが帰国日まで利用料金が発生します。たとえば台湾を23時出発して、深夜に日本に戻って来る場合には使っていなくても、最終日の料金が発生するので注意が必要です。そのようなケースでは、現地で返却できるサービスの利用がおすすめです。
大事なのは自分に合ったレンタルWi-Fiを利用することですので、トータル費用はもちろんのこと、使い勝手のよさも含めて便利に使えるサービスで予約しましょう。
バッテリー寿命
レンタルWi-Fiがどれくらい稼働するのかも重要です。たとえば台湾旅行中は早朝から深夜まで移動し続けるという場合には、レンタルWi-Fiのバッテリーを使い切ってしまう可能性があります。それを回避するために端末の稼働時間を事前に確認しておきましょう。
ただし、サイトに記載されている時間は「最大値」です。古い端末ですとバッテリーが消耗している可能性がありますので、記載されている時間の80%程度が目安だと考えてください。
それだと稼働時間が足りないという場合には、手持ちのモバイルバッテリーで充電できるようにしておくか、モバイルバッテリーも合わせてレンタルしましょう。
接続可能なデバイス数
複数人で1つのレンタルWi-Fiを利用する場合には、デバイスに何台接続できるかも確認しておきましょう。たとえば5台しか接続できない場合、6人以上で旅行したり、スマホだけでなくタブレットやパソコンなども接続したりすると、誰から接続できなくなります。
また、1つのレンタルWi-Fiで複数人が使う場合、別行動時に困ることになります。別行動する可能性が高い場合には、それぞれがレンタルWi-Fiを借りるようにするか、キャリアの海外利用サービスも使えるようにしておきましょう。
紛失や破損に気をつける
台湾は日本と同じくらい治安がいいとはいえ、観光客はスリや置き引きなどの被害にあいやすく、必ずしも安全というわけではありません。普段からお店に忘れ物をしたり、モノを置きっぱなしにしがちな人は、紛失や破損、盗難にそなえてオプションの保険サービスに加入しておきましょう。
料金が割高にはなりますが、保険に入っていない場合にトラブルにあうと、高額な費用を請求されてしまいます。自己管理がしっかりしている人であれば保険に入らなくても問題ありませんが、そうでない自覚があるならいざというときに備えておきましょう。
まとめ
ドコモの「世界どこでもギガ」を利用すると、1日980円で手持ちのスマホを台湾でもインターネット接続できます。ほとんどの人はそれで問題ありませんが、たとえばパソコンやタブレットなどを接続するとなると、スマホは使い勝手がよくありません。
そのようなケースでは、キャリアの海外利用サービスよりも、レンタルWi-Fiを利用するほうが使い勝手も利用料金も安くなります。また、レンタルWi-Fiならグループでシェアもできるので、トータル費用を抑えることもできます。
何よりも難しい設定なして、インターネットに接続できます。スマホの設定を自分でするのが難しいという人でも、レンタルWi-Fiであればトラブルなくインターネットにつなげます。そのような人は、ここでご紹介したレンタルWi-Fiサービスの中から、使い勝手のいいサービスを選んでご利用ください。
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