週末だけでも満喫できる!1泊2日の台湾観光プラン

海外旅行に行きたいけど、仕事の関係で週末しか時間がない……。そんなあなたにおすすめなのが台湾・台北の1泊2日旅行です。台北は東京から飛行機で4時間もかからず、しかも美味しいグルメ、歴史ある観光地、おしゃれなカフェや夜市など、短い日程でも満喫できるスポットが充実しています。

ただし、事前にスケジュールを組んでおかないと、移動するだけで終わってしまうなんてことにもなりかねません。そこでこの記事では、初めて台湾に行く人でも、しっかり満喫できるモデルプランをご紹介します。

1泊2日で台湾観光は可能?週末旅行の魅力とは

「たった1泊2日で海外旅行なんて無理…」と思っていませんか?実は台湾・台北なら、週末だけの短い日程でもしっかり観光やグルメを楽しめます。東京・大阪から台北までは飛行機でわずか3〜4時間。たとえば、金曜の夜に出発し、日曜の夜に帰国するプランなら、土曜日・日曜日をフルに活用できてしまいます。

しかも、台北市内は公共交通機関(MRTやバスなど)が充実しており、移動もスムーズ。人気の観光スポットやグルメスポットも市内に集中しているため、限られた時間でも効率よく回れます。また、時差がたった1時間と少ないため時差ボケもなく、体への負担が少ないのも週末を利用した旅行には大きなメリットです。

さらに、台湾は日本語が通じる場所も多く、日本人に親切にしてくれる台湾人もいるため、初めての海外旅行でも安心です。グルメや文化、ショッピングなど、短期間でも“海外旅行の醍醐味”をしっかり感じられる台湾旅行は、まさに週末トリップにぴったりの行き先です。

台北中心!1泊2日モデルコースのスケジュール

限られた時間でもしっかり楽しめるよう、1泊2日の台湾旅行では移動を最小限に抑え、台北市内中心に観光を絞るのがポイントです。ここでは、朝到着・夕方出発を想定したスケジュールをご紹介します。

ゆったりプラン

【1日目 午前】桃園空港到着 → 台北市内へ移動

桃園国際空港に午前中に到着したら、台北市内へはMRT空港線が便利。約40〜50分で台北駅に到着します。ホテルにチェックインするか、荷物をコインロッカーに預けてそのまま観光へ出発しましょう。

【1日目 昼】永康街でグルメ&ショッピング

まずは人気の観光エリア「永康街」へ。名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」で本場の小籠包ランチを楽しんだあとは、おしゃれなカフェや雑貨店を巡って散策。近くには中正紀念堂もあり、歴史的建造物も見学できます。

【1日目 夜】夜市で台湾グルメを満喫

夜は台北観光の醍醐味、夜市へ。定番の「士林夜市」や地元感が楽しめる「饒河街夜市」など、ローカルフードの宝庫です。魯肉飯(ルーローファン)や胡椒餅、タピオカミルクティーを堪能したら、足裏マッサージで旅の疲れを癒すのもおすすめ。

【2日目 朝】ローカル朝ごはんを体験

台湾では朝ごはん文化も楽しみのひとつ。ホテル近くの豆漿店で、温かい豆乳スープ(鹹豆漿)や蛋餅(台湾風クレープ)を味わって、現地の日常に触れてみましょう。雙連朝市に立ち寄れば、さらにディープな体験も可能です。

【2日目 午前〜昼】お土産探し&空港へ移動

旅の締めくくりはお土産ショッピング。レトロな街並みが残る「迪化街」では、ドライフルーツや台湾茶、漢方雑貨などユニークなアイテムが手に入ります。時間に余裕を持って空港へ戻り、最後は空港内で台湾グルメを味わいましょう。

満喫プラン

【1日目 午前】桃園空港到着 → 台北駅へ

桃園国際空港に午前中に到着したら、台北市内へはMRT空港線が便利。約40〜50分で台北駅に到着します。ホテルにチェックインするか、荷物をコインロッカーに預けてそのまま観光へ出発しましょう。

【1日目 昼】九份観光へ出発

台北駅から瑞芳駅まで電車で移動します。そこからバスまたはタクシーで九份へ(約15〜20分)。台北市街地からバスで移動することもできますが、電車と組み合わせることで時間の節約になります。

九份では、九份老街の阿妹茶樓、芋圓スイーツ、レトロな階段街、海を見渡す絶景カフェなどを満喫。昼間と夜で見える景色が変わってくるので、15時頃に九份に到着し、夕暮れから提灯が灯る時間帯まで滞在するのがおすすめです。

【1日目 夜】台北に戻って夜市へ

18〜19時頃に九份から台北市街地に戻ります。その後、ホテルにチェックインし、士林夜市や寧夏夜市などの人気の夜市で夜ごはん&屋台グルメ体験を満喫します。

【2日目 朝】台湾の朝ごはん文化を体験

台湾では朝ごはん文化も楽しみのひとつ。ホテル近くの豆漿店で、温かい豆乳スープ(鹹豆漿)や蛋餅(台湾風クレープ)を味わって、現地の日常に触れてみましょう。雙連朝市に立ち寄れば、さらにディープな体験も可能です。

【2日目 午前】台北の観光名所をコンパクトに巡る

朝食を終えたら台北の中心部にある観光名所を巡りましょう。

  • 中正紀念堂(衛兵交代式が見られれば◎)
  • 台北101展望台 or 外観見学+ショッピングモール散策
  • 龍山寺
  • 迪化街
【2日目 昼過ぎ〜午後】空港へ移動 & 出国

旅の締めくくりはお土産ショッピング。レトロな街並みが残る「迪化街」では、ドライフルーツや台湾茶、漢方雑貨などユニークなアイテムが手に入ります。時間に余裕を持って空港へ戻り、最後は空港内で台湾グルメを味わいましょう。

予算に余裕があるなら桃園国際空港よりも台北松山空港がおすすめ

週末の1泊2日台湾旅行では、限られた時間をいかに有効に使うかが大切。その点で、台北市中心部からわずか20分ほどの場所にある台北松山空港は、圧倒的に便利な選択肢です。ただし、台北松山空港はLCCのフライトがなく、羽田空港発着のフルコストキャリアを利用することになるので、航空券代が高くなります。

このため、「予算に余裕があり、1泊2日とはいえ少しでも長く台湾を満喫したい」という方は、台北松山空港発着のフライトを利用しましょう。

▶ 桃園国際空港と台北松山空港の違いまとめ

比較項目松山空港桃園空港
所要時間約20分(MRT)約50分(MRTまたはバス)
航空会社日系・台湾系レガシーキャリア中心LCC・レガシー混在
日本の発着地主に羽田成田、関空、中部など多地点
価格やや高め安め(セール利用で格安に)
便数・選択肢少なめ(特定路線のみ)多め(LCC含む多数)

台湾1泊2日旅行におすすめのホテルエリア

1泊2日で台北に短期滞在するなら、「立地の良さ」がホテル選びの最大のポイントになります。特に移動時間を減らし、観光や食事をスムーズに楽しむには、MRTの主要駅や観光拠点へのアクセスが良いエリアを選ぶのがおすすめです。ここでは、台北市内で1泊2日旅行にぴったりのホテルエリアを3つご紹介します。

台北駅周辺|空港・鉄道アクセスが抜群

台北駅周辺は、桃園空港・松山空港からのアクセスが良く、MRTや台湾鉄道、高速バスの拠点にもなっているため、観光や移動にとても便利です。周辺にはショッピングモールや飲食店も多く、夜遅くの到着・早朝の出発にも対応しやすい立地です。

おすすめタイプ: 初めての台湾旅行/朝早く帰国する人

忠孝復興・東區エリア|おしゃれで洗練された街並み

ファッションやグルメ、カフェ巡りを楽しみたい人におすすめなのが東區(東エリア)です。MRT忠孝復興駅や忠孝敦化駅周辺は、台北でも屈指のトレンドエリアで、若者に人気のブティックやおしゃれなレストランが集まっています。女性の一人旅にもぴったり。

おすすめタイプ: カフェ巡りやショッピング重視/女子旅

西門町エリア|リーズナブルで活気あるエリア

原宿のような若者文化が色濃い「西門町」は、グルメ・ショッピング・エンタメが充実したにぎやかなエリアです。ゲストハウスも多く、ホテル料金も比較的リーズナブルで、ナイトマーケットや夜更かしも気軽に楽しめます。MRT西門駅から台北駅までも近く、アクセスも良好です。

おすすめタイプ: コスパ重視/アクティブな若者/ナイトマーケット巡りしたい人

ホテル選びのコツ

  • 深夜到着・早朝出発なら「台北駅周辺」一択
  • 買い物・グルメを優先するなら「忠孝復興エリア」
  • コスパ&にぎやかさを重視するなら「西門町」

週末台湾旅の費用目安と節約ポイント

1泊2日の台湾旅行では、長期滞在よりも費用を抑えやすい一方で、限られた時間を最大限に活用するためには、ムダのないお金の使い方がカギになります。ここでは、週末台湾旅にかかるおおよその費用と、コストを抑えるための実用的な節約ポイントをご紹介します。

週末台湾旅の費用目安

まずは、週末台湾旅にかかる費用相場を見ていきましょう。

費用の目安(円)
航空券(LCC利用)15,000〜30,000円(往復)
宿泊費5,000〜12,000円
食費2,000〜4,000円
交通費(市内・郊外)1,000〜2,000円
観光・その他2,000〜3,000円
合計25,000〜50,000円程度
【費用目安】1泊2日の台湾旅行

※LCCのセールや早期予約を活用すれば、2万円台前半でも台湾旅行が可能です。

節約ポイント:賢く楽しむコツ

✅ 1. LCCの早割やセールを活用する

Peachやタイガーエア台湾などの格安航空会社は、セール時に1万円台で往復チケットを入手できることも。旅行日が決まったら、できるだけ早めに予約しましょう。

✅ 2. MRT一日乗車券で交通費を節約

台北市内はMRT(地下鉄)が非常に便利。一日乗車券(150元=約700円)を使えば、移動のたびに切符を買う必要もなく、スムーズに観光できます。移動が多くないなら、EasyCard(悠遊カード)でもOKです。

✅ 3. ローカルグルメを中心に食事を楽しむ

夜市や街角の食堂では、安くて美味しい台湾グルメが充実しています。小籠包や魯肉飯、豆花など、1食300円〜500円で満足できるのも台湾ならでは。基本の食事を安く抑えて、1回だけ高級なお店に行くスタイルがおすすめです。

✅ 4. 両替は現地またはキャッシングが基本

日本国内での両替はレートが悪め。桃園空港の銀行や市内の両替所、もしくはレートの良い海外キャッシングを利用する方がお得です。

✅ 5. 無駄な通信費をかけずにネットを使う

データ無制限の現地SIM(3日間1,500円前後)やモバイルWi-Fi(事前予約で1日700〜3,000円)を使えば、通信費も節約できます。Googleマップや翻訳アプリも容量の上限を安心して利用できます。

ワンポイントアドバイス

「短い旅だからこそ、体験を選ぶ」ことが大切。全てのスポットを回ろうとするよりも、「行きたい場所」「食べたいもの」に優先順位をつけて、時間もお金も有効に使いましょう。

短期でも楽しむための持ち物・準備のポイント

1泊2日の台湾旅行では、荷物をコンパクトにして、身軽に動けることが快適さの鍵になります。滞在が短いからこそ、必要なものだけをしっかり準備し、時間も体力も無駄なく使えるようにしておきましょう。

最低限必要な持ち物リスト

持ち物備考
パスポート有効期限が残っているか要確認(入国時に3か月以上が理想)
航空券(eチケット)スマホ表示 or 印刷しておくと安心です
クレジットカード・現金小額の現地通貨は空港や市内で両替可能
モバイルバッテリー観光中にスマホの充電切れを防ぐ
折りたたみ傘 or カッパ台湾は突然の雨も多いため携帯しておくと便利
SIMカード or Wi-Fi空港でプリペイドSIMを購入するのが手軽で安い
着替え1セット+洗面用具荷物は最小限に、機内持ち込みサイズにまとめる
常備薬胃薬や酔い止めなど普段使っているものを携帯

出発前にチェックしておくべきこと

✅ パスポートの残存期間

台湾入国には「滞在日数」だけ残存期間があればOKですが、交通事故などによる入院など、滞在中の思わぬトラブルに備えて「滞在日数+3ヶ月」の残存期間を推奨します。

✅ 旅行保険の加入

クレジットカード付帯の保険でもOKですが、補償内容が充実していないようであれば、保険会社の旅行保険に別途加入しておきましょう。

✅ 海外ローミングの設定確認

通信トラブルを防ぐため、現地SIMやモバイルWiFiを使用する予定の人は、出発前にモバイル通信設定をオフにする方法を確認しておきましょう。

✅ EasyCard(悠遊カード)の準備

現地購入でもOK。MRTやバス、コンビニなどでも利用できて便利です。

✅ 訪問先の定休日・営業時間チェック

九份や夜市は基本無休ですが、カフェやショップは曜日によって閉まっていたり、午後からオープンしたりすることがあります。2日目の午前中に観光したい方は、営業開始時間をしっかりチェックしておきましょう。

ワンポイントアドバイス

1泊2日ならキャリーケースは不要です。リュック1つで動けると、電車移動や階段の多い九份観光も快適。Tシャツや下着は現地のユニクロなどでも手に入るので、迷ったら持って行かず、必要に応じて現地調達するのが正解です。

1泊2日でも台湾・台北は大満足の旅になる!

「時間がないから」と海外旅行を諦めていた人にこそ体験してほしいのが、台湾・台北の1泊2日旅です。フライト時間が短く、アクセスも良好。グルメや観光、ショッピング、ノスタルジックな郊外散策まで、驚くほど充実した週末を過ごせます。

台北中心のプランなら移動もラクで効率的、九份など郊外を組み込めば“旅情”もぐっと深まります。しかもリーズナブルな旅費で本格的な海外気分を味わえるのは、台湾ならではの魅力です。

大切なのは、「何を体験したいか」を明確にして、スケジュールと持ち物を無駄なく整えること。この記事を参考に、あなたも今度の週末、気軽に台湾の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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