台北でレンタカーを借りて行動範囲を広げよう

台湾での移動手段は電車とバス、そしてタクシーというのが一般的ですが、台湾には日本と同じようにレンタカーがあり、日本人でも国内旅行と同じようにレンタカーを借りて移動するということもできます。レンタカーがあると電車やバスでは行けないような場所に移動できますし、移動するときの自由度も上がります。

もっと台湾を深く楽しみたいとなったときに、レンタカーが選択肢にあるかどうかで旅のプランも大きく変わってきます。そこでここでは、台北でレンタカーを借りる方法や、借りる前にしっておくべきポイントについて、わかりやすく開設していきます。

目次

台北でレンタカーを借りるために必要な書類

まずは台北でレンタカーを借りる場合に、どのような書類が必要になるのかについてご紹介します。

  • 日本の運転免許証
  • 日本の運転免許証の中国語翻訳文
  • パスポート
  • クレジットカード

台湾でレンタカーを借りるときには国際運転免許証は必要なく、日本の運転免許証とその中国語翻訳文を用意して、パスポートと一緒に提示するだけでOK。ただし、中国語翻訳文は下記のいずれかで作成してもらう必要があります。

おすすめなのは「JAFの運転免許証翻訳文申請サイト」です。JAFで中国語翻訳文を作成してもらうときの費用は4,400円。さらにコンビニでの印刷料金として1枚につき20円かかります。また、申込みをしてから印刷可能になるまで通常1~2週間程度かかります。

台湾の交通ルールや運転マナー

台湾でレンタカーを運転する場合には、地元の交通ルールと運転マナーを理解し、遵守しなくてはいけません。ここではそんな交通ルールと運転マナーについて簡単に説明していきます。

まず頭に入れておかなくてはいけないのが、台湾では右側通行(左ハンドル)が基本で、すべての乗員にシートベルト着用が義務付けられているという点です。速度制限は地域や道路によって異なり、一般的に市街地では時速50km、高速道路では時速90kmから110kmが設定されています。スピード違反のチェックは日本よりも厳しいので気をつけましょう。

絶対にNGなのがアルコールを摂取しての運転です。飲酒運転は厳しく禁止されており、違反すると重い罰則が科せられます。また、道路はスクーターが多くて、右折する際にはかなり注意が必要です。後ろからスクーターが来ていないことを確認してから右折しましょう。

基本的な運転マナーは日本と変わりません。他のドライバーや歩行者に対する思いやりが求められます。無理な割り込みや急な車線変更は避け、常に周囲の状況に注意を払い、予測可能な運転を心がけるだけです。日本よりも人が飛び出してくるケースが多いので、集中して運転するように心がけてください。

また、台湾の道路には駐車禁止エリアがあります。歩道脇に「赤いライン」が引かれている場合には、駐車禁止エリアになりますので、車を停めないように気をつけてください。

台湾のレンタカー料金の目安とレンタカー会社

台湾のレンタカー料金は日本と同じように、レンタカー会社ごとにことなります。もちろんサイズが大きな車ほど高額になるのですが、5人乗りのコンパクトカーであれば1日あたり2500元前後、ミニバンですと5500元程度で借りられます。日本の大手レンタカー会社と同等の金額で、あまり安くありません。

レンタカー会社はいくつもあるのですが、日本人が利用するなら大手が安心です。とはいえ、どこが大手なのかわかりませんよね。代表的な台湾のレンタカー会社を見ていきましょう。

  • 和運租車
  • 格上租車
  • IWS愛旺租車(IWS rent a car)

基本的にはこの3社のいずれかを使えばOKです。いずれも桃園国際空港や松山空港にも店舗がありますので、日本で事前に予約しておき、空港で借りるのがおすすめです。

台湾のレンタカーを利用するときの流れ

台湾でレンタカーを利用するときの流れをみていきましょう。基本的には日本と変わりませんが、ピックアップ時に中国語もしくは英語での対応が必要になることもあるので、語学に不安があるという人は、必ずスマホの翻訳機能を使えるように準備しておきましょう。

1. 事前準備

  • 必要な書類の確認:国際運転免許証、パスポート、クレジットカードを用意してください
  • レンタル会社の選定:オンラインでレビューを確認し、価格比較サイトを利用して最適なレンタカー会社を選びましょう。

2. オンライン予約

  • 車種の選択:ニーズに合った車種を選び、オプション(GPS、子供用シートなど)が必要であれば予約時に指定します。
  • 予約確認:予約後、確認メールをチェックし、予約詳細を確認します。

3. ピックアップ

  • 書類提出と確認:レンタカーカウンターで予約確認書、運転免許証、パスポート、クレジットカードを提示します。
  • 契約書の確認:レンタル条件、保険の内容、返却に関する規定などを確認し、サインします。
  • 車両のチェック:傷や損傷がないか確認し、問題があればすぐにスタッフに報告します。

4. 使用中

  • 緊急時の対応:事故やトラブルが発生した場合は、直ちにレンタカー会社に連絡し、指示に従ってください。

5. 返却

  • 給油:日本と同じように満タンにして返却しましょう。
  • 時間厳守:返却時間を守り、遅れる場合は事前にレンタカー会社に連絡しましょう。
  • 車両のチェック:スタッフと共に車両の最終確認を行い、問題がなければレンタル完了です。
  • 高速道路料金の精算:高速道路を利用した場合には、精算を行います。

6. アフターケア

  • 領収書の保管:将来的な問い合わせに備え、領収書や契約書のコピーを保管しておくと安心です。

台湾でレンタカーを借りて台北旅行をもっと楽しもう

台湾でレンタカーを借りるなんて考えもしなかったかもしれませんが、日本で普通に運転している人なら、問題なく台湾でも運転できます。右側通行・左ハンドルという状況に慣れてしまえば、電車やバスで移動するよりも行動範囲が広がり、台北旅行がもっと楽しいものになります。

実際にレンタカーを借りた人のブログなどを参考にして、乗ってみたくなったら思い切って予約しておきましょう。ただし、運転免許証の中国語翻訳文などを入手するのが先です。まずは必要な書類を揃えて、そのうえで日本国内にいるうちに事前予約しておきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次