台湾の歴史や台湾デザインの雑貨が好きな人なら、きっと何度でも訪れることになるであろう施設が「松山文創園區」です。タバコ工場跡地をリノベートした建物だけでも見応えがあり、その建物内では最新の台湾カルチャーを感じられるアート活動が行われていたり、若手作家が手掛けた雑貨の販売なども行われています。
それだけでなく、誠品生活松菸店が敷地内にあるので自分用のお土産や台湾好きの友人へのお土産を探すのにもおすすめです。土日になると観光客が増えますが、平日の午前中は人もまばらで、愛読書を片手にカフェや庭園でゆっくり過ごすなんてこともできるなど、松山文創園区はまさに都会のオアシス的存在として市民に親しまれています。
松山文創園区の見どころガイド
松山文創園区の広大な敷地の中に展示会・デザインショップ・カフェ・書店・ミュージアムが集まり、1〜2時間では見きれないほど楽しめるスポットです。はじめて訪れた人は、あまりにも敷地が広すぎて何を見ればいいのかわからないかもしれません。そこでここでは、松山文創園区の見どころと楽しみ方をご紹介していきます。
台湾デザインミュージアム（台湾設計館）
松山文創園区のメインともいえるタバコの製造工場だった建物で、台湾のデザインの歴史や最新クリエイティブを紹介しています。建物そのものがアートになっており、建物内にはいくつもの映えスポットがあります。また、期間限定の展示などもあり、デザインとの一期一会を楽しめるといった魅力もあります。
松菸風格店家
台湾デザインミュージアムの1階、東側に位置するセレクトショップで、台湾の若手デザイナーやアーティストが作った雑貨・アクセサリー・アート作品を購入できます。ビール好きなら「討酒吧TaoJiuBar」のクラフトビール「桃酒喝」がおすすめです。
旧倉庫エリア
松山文創園区にはタバコ工場時代に使われていたレンガ造りの倉庫や煙突が残されています。倉庫はギャラリーと使われおり、タイミングによっては台湾デザインの展示を楽しめます。展示がない場合も、その存在そのものが写真映えするので、カメラ好きの方は敷地内をゆっくり散策することをおすすめします。
誠品生活 松菸店
敷地の北側に壁のようにそびえ建つビル内にある商業施設で、館内には洋服・雑貨・家具・デザイングッズのショップが並び、台湾クリエイターのプロダクトも多く扱っています。雑貨好きならこの建物だけで数時間滞在できるくらい充実しています。カフェやレストランも併設されていますので、歩き疲れたらゆっくり休むこともできます。
また誠品生活内には24時間営業の人気書店「誠品書店松菸」があます。繁体字の勉強のために本を購入するのもいいですし、中国語がわからないという方はアート本を探すといった楽しみ方もできます。
フォトジェニックなカフェ・レストラン
園内にはおしゃれなカフェやレストランが点在しており、観光中に休憩することもできます。いずれもフォトジェニックな空間になっているので、休憩も兼ねてSNS投稿用のおしゃれな写真を撮りたい方におすすめです。
光一一個時間：ブランチレストラン
gonnaPLUS 地中海健康旗艦餐庁：地中海料理
Cama Coffee Roasters：カフェ
In Between：ステーキ
再来咖啡松菸店：カフェ
松山文創園区へのアクセス方法
松山文創園区の最寄り駅はMRT板南線（ブルーライン）「国父紀念館駅」です。位置としては国父紀念館駅の北東側、台北ドームのちょうど裏側にあります。大きな敷地でたくさんの入口がありますが、国父紀念館駅から向かうのであれば、光復南路からアクセスするのがおすすめです。
市政府駅からもアクセス可能ですので、台北101や国立国父紀念館とセットで訪れるのがおすすめです。
松山文創園区施設概要
| 名称 | 松山文創園区（松山文創園區） |
| 住所 | 台北市信義區光復南路133號 |
| アクセス | MRT「国父紀念館駅」から徒歩約8分 |
| コインロッカー | 2ヶ所 設置場所 ・1号倉庫と2号倉庫の間 ・ファミリーマート（機械修理工場）の左側 料金 S（42x42x58cm）：40元/3時間 L（42x84x58cm）：60元/3時間 |
| 営業時間 | 8:00-22:00 誠品生活松菸店：11:00-22:00 屋外エリアは24時間開放 |
| Web | https://www.songshanculturalpark.org |
